フルートの重心は左手人差し指のやや右にあります。
左手人差し指の間接が重心のやや左でさせることになり
ますから、残りの重量はたいてい右手親指にかかります。
演奏時フルート奏者は口でリッププレートを押します。
左手の人差し指で楽器を支えつつ押すと、右手が反対向き
の力をかけないと、フルートは時計回りに回転してしまい
ます。また不均等なメカニズムにより下向きの回転のちか
らも加わります。
★サムポートによる解決法
サムポートは右手親指がAの位置で角度をつけて支える
ようにガイドします。Bの位置で親指に軽くのり、回転
と水平方向のふらつきを防ぐことができます。
エミリーバイノン(ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団首席)
『右手が急に軽くなった感じがして、緊張がとれました。
楽器がはるかに軽く感じられ、右手の指が柔軟に動くように
なりました。』
★説明書・収納ポーチ付
※ポーチのカラーは変更になることがあります。